新生児には驚くほどの能力があるにもかかわらず、ひとりではなにもできません。安心できる環境のもとで、ゆっくりとひとつずつ順番にできる事を増やしていきます。
いつもと同じ時間が流れ、いつもと同じ場所にいる・・・このことがどれだけ安心につながっているか、私たちには計り知れません。


見えているものが動く−どこへ行くのか追いかけてみる−追視できる範囲が、赤ちゃんが自ら見つけた世界。「見たい!」その心の動きが追視を誘います。ですから興味を引く色や音のおもちゃ、そしておもちゃの向こうにいる人が「見たい」気持ちを大事に育て、世界をどんどん広げてくれるのです。
指をからませてあそび、不思議そうにじっと自分の手の動きを見つめる赤ちゃん、何度も試すように繰り返しながら、見えている手足が自分の身体の延長であることがわかってきます。
ふと、おもちゃに触れたり握ったり、はたまた口に入れてみることで、「もの」の存在に気付き出したら、またひとつ新しい世界が広がります。

座れるようになると、両手でものがつかめます。手を伸ばしたら届くところにあるおもちゃ、それを手に取るとまるで自分の手のごとく眺めます。
そのうちに、偶然おもちゃが動き、音が鳴り、手に触れる感触が変わって・・・おもちゃに新たな発見が生まれます。好奇心が、自ら動かす意思を芽生えさせ、探究心が育ちます。





























